ここでは、新しいパソコンへIMCとデータベースの移行方法を説明します。
注意:Trial Editionは、新しいパソコンへ移行はできません。
- 必要な機材を準備します。
古いパソコンから、新しいパソコンへデータを持ってゆくポータブルディスクを準備します。
ポータブルディスクの大きさは、Postgrsqlのデータフォルダの大きさと同程度が必要です。
※ディスクのフォーマットはNTFSである必要があります。 - license@red-zone.bizへ、新パソコンにIMCのライセンスを移行する許可を求めてください。
メールには、「新パソコンへの移行を希望」と「お客様番号」必ず記載してください。
※お客様番号は、「ヘルプ」→「バージョン情報」に表示されています。
レッドゾーンソフトウェアは、移行を拒否するこはありません。
※メール送信以降は、絶対に旧パソコンでIMCを起動しないでください。
-------------- 古いパソコンでの操作です -------------- - 古いパソコンのPostgresqlのバージョンを最新に更新してください。
取扱説明書のPostgresqlのインストールと同じ手順です。 - 古いパソコンのデータベースのデータを、ポータブルディスクに書き出します。
・Postgresqlを標準の場所にインストールされている事を前提に説明します。
・ポータブルディスクのドライブ名をF:として説明します。
上記条件と異なる場合は、以下の説明を適宜、お客様環境で読み替えてください。a.Winキー+Rで、ファイル名を指定して実行画面を出します。名前に、cmdと入力しEnterを押下します。
b.c:\と入力しEnterを押下します。
c.cd “program files\postgresql\〇〇\bin”と入力しEnterを押下します。
※〇〇の所は、Postgresqlのメジャーバージョン番号です。
d.pg_dumpall -c -h localhost -l postgres -p △△△△ -U postgres > F:\dumpall.sqlと入力しEnterを押下します。
※△△△△の所はポート番号です。通常は5432です。
e.postgresのパスワードを数回尋ねられますので、入力してください。
f.データベースのデータが、ポータブルディスクに書き出されますので、待ちます。
書き出しが終了すると、入力可能な状態になりますので、exitと入力しEnterを押下しコマンドプロンプトを閉じます。
g.エクスプローラでIMCを置いているフォルダ以下全てを、ポータブルディスクへコピーします。-------------- 新しいパソコンでの操作です --------------
重要な注意点
画像ファイルがはいっているドライブのドライブ名は新旧パソコンで同じである必要があります。 - 取扱い説明書に従いPostgresqlのインストールとPostgrsqlの設定を行います。
- ポータブルディスクに取得したデータベースのデータとIMCプログラム新パソコンに移行します。
a.Winキー+Rで、ファイル名を指定して実行画面を出します。名前に、cmdと入力しEnterを押下します。
b.c:\と入力しEnterを押下します。
c.cd “program files\postgresql\〇〇\bin”と入力しEnterを押下します。
※〇〇の所は、Postgresqlのメジャーバージョン番号です。
d.psql -p △△△△ -U postgres -f F:\dumpall.sql postgresと入力しEnterを押下します。
※△△△△の所はポート番号です。通常は5432です
e.postgresのパスワードを尋ねられますので、入力してください。
f.データベースのデータが、ポータブルディスクからデータベースに書き出されますので、待ちます。
書き出しが終了すると、入力可能な状態になりますので、exitと入力しEnterを押下しコマンドプロンプトを閉じます。
g.エクスプローラでポータブルディスクからIMCを置きたいフォルダにコピーします。 - レッドゾーンソフトウェアから、IMC移行許可のメールが届いている事を確認します。
メールが届いていれば、IMCを起動すると、新しいパソコンへライセンスが自動で移行されます。
この段階で、古いパソコンでIMCを起動すると、ライセンスが剝奪されていますのでTrial Edtionで起動されます。 - IMCのメニューから『保守』を選択し、『全ての保守を実施する』ボタンを押下してデータベースの保守を実施します。
以上で移行作業は終了です。