ここではIMCを使用するための構成と、要求スペックを説明します。
- 全体構成
システム全体の構成を決定します。1.基本型
2.画像外部保管型
3.外部データベース型
4.画像、データベース外部型
各形態には以下の制限が有ります
番号 型 名 制 限 事 項 1 基本型 有りません 2 画像外部保管型 LANは1Gbps以上 ※無線LANは強く非推奨 3 外部データベース型
(サポート対象外)LANは1Gbps以上 ※無線LANは強く非推奨
データベース稼働OSはWindows ServerもしくはLinux、macOS、Solaris等
Windows Client(Windows10等)では、必要セッション数が不足し使用できません
詳しくはPostgresqlの文書を参照してください4 画像、データベース外部型
(サポート対象外)同上 ※1個のデータベースに複数のIMCでアクセスは出来ません。(データの論理破壊が発生します)
- IMCを動かすPCの最低スペック 基本型を例に説明
項目 仕様 OS Windows10 64ビットバージョンのいずれかのエディションで、Anniversary Update以上のバージョン CPU 論理プロセッサ数で4以上(論理プロセッサ数が多いほど動作速度が上がります)※
設計:論理プロセッサ数 上限無し 動作検証済み 32論理プロセッサメモリー 8GB以上 16GB以上を推奨 収録画像数により使用量が増大します。
Superエディションでは128GBが必要になります。インターネット接続 常時インターネット接続が必要 ストレージ(OS領域) HDD可 OSが正常に稼働出来る空き領域が必要 〃 (画像ファイル用) HDD可 画像ファイル数に応じた容量を確保 〃 (データベースのデータ保管領域) SSD以上 NVME型を推奨 単独の物理ストレージを、強く推奨 〃 ( 〃 )Trial Edition 4GB以上の空き容量 〃 ( 〃 )Standard Edition 1TB以上の空き容量 〃 ( 〃 )Professional Edition 5TB以上の空き容量 〃 ( 〃 )Extreme Edition 10TB以上の空き容量 〃 ( 〃 )Super Edition 21TB以上の空き容量 〃 (IMCプログラムの置き場所) SSD以上 NVME型を推奨 〃 ( 〃 )Trial Edition 3GB以上の空き容量 〃 ( 〃 )Standard Edition 32GB以上の空き容量 〃 ( 〃 )Professional Edition 156GB以上の空き容量 〃 ( 〃 )Extreme Edition 313GB以上の空き容量 〃 ( 〃 )Super Edition 657GB以上の空き容量 ※論理プロセッサ数は、タスクバーを右クリックし、タスクマネージャーを起動して、パフォーマンスタブを選択し、調べます。
次は、導入と初期設定です。